武闘派のStardew Valley
やってしまった…。
長らく自重していたスターデューバレーをついに買ってしまい、後悔しています。
この手の農園経営系かつ農地や自宅をある程度カスタマイズできる仕様…これでハマらない訳がないと分かっていたので、iPhoneでゲームをしていた時からあえて買わずにいたゲームです。
時間がどんどん溶けていってキツい。
しかもゲーム内の1日が終わり、収入計算が終わったタイミングでないとセーブされないというのが鬼の所業です。
「あともう少し…あと少しだけ…」
「次の日はあれやってこれやって…」
「よし、1日が終わった…ここまでにしようかな…」
「やっぱり今日誰々にアイテム渡すのをやらないと忘れる気がする…やっぱり続けるか…」
以下、やることエンドレスのためいつまで経っても切り上げられず。
あれ?
これって意志が弱いだけですね( ˘•ω•˘ )
ゲームの出来が良過ぎるのも一因だけれど、自分のよわよわ意志が一番問題ありでした。
スターデューバレーは住人もなかなか魅力的。
仲良くなると発生するイベントも良くできていて、短いながらも印象深いものが多いです。
最も印象的だったのはライナス。
※以下ネタバレ含みます
山の自生植物を採取したり、街中でゴミをあさったりして暮らしているライナス。住んでいるテントにペンキをかけられたとも話していて、心が痛むこともしばしばです。私はwikiを見ないプレイをしていたので、多分ライナスに家を建ててあげられたりするのでは?と思っていました。
ですので、仲良くなると発生するイベントの時は迷わず
「農場で一緒に暮らさない?」
の選択肢を選びました。
しかしライナスは感謝の意を示しつつも拒否。この生活は自分がやりたくてやっている、他に道が無くてやむなくテント生活を送っている訳ではないのだと言うのです。
てっきりこれでライナスがテント生活をやめて農場に移り住んでくるものだと思っていたので、結構な驚きがありました。自然の中で自然に暮らしたい、というのは今までのライナスの話をきちんと聞いていれば分かったはずなので、ライナスの真意を理解できていなかった上に、彼のことを本当に考えていたのでは無かったのだと気付かされました。(とはいえ、他の選択肢がなかなかにひどくて、引っ掛け問題くささはありましたが)
それにしても気になるのは、ライナスのテントにペンキをかけた犯人です。この村にはほとんど外部の人間が来ないのだから、ペンキをかけたのは住人の誰かということになるのでは…?
しかもペンキを持っている人…となると、テントの近くにお住まいの大工さんもしくはそのご家族…とか…? 山の上なので村の住人もほとんど来なくて人恋しくなるというのは大工さんのロビン談。
ロビン一家全員と仲良くなってかなり話もしたけれど、そんなことしそうな人はいませんでしたけどね…私の目が節穴すぎるのでしょうか。
黄金の右をお持ちのピエール氏
雑貨屋を営むピエール、少し下にずらした眼鏡といい、老眼が始まっていそうな一見穏やかなおじさん。話しかけるとたまに「こう見えても元プロボクサーなんですよ」と言っていて、単なる世間話かなと思っていたらまさかの伏線回収。
けしかけるジョージ爺さん
黄金の右が炸裂
吹っ飛ぶ<名前忘れた>氏。
明らかに天井か壁をぶち抜いた音がしたので、せっかく直してもらった公民館、いきなり破損です。まったりほっこり農園ストーリーかと思いきや、なかなか武闘派で笑いました。
ゲーム的にも意外と武闘派で、農園だけやっていればいいのかと言うとそうでもなかったりします。
採掘でハクスラダンジョン要素(しかも1日の時間制限があるので、体力の続く限り無限に潜るなどといったことは不可能)があり、戦闘がどうしても嫌なら避けてもいいけれど、農園を運営する上で必要になる鉱石を効率的に入手しようと思うとどうしても戦闘せざるを得なくなります。
武器や防具は入手が難しく、強化が開放されるのも相当後になるため、武器防具をあらかじめ整えてガチガチ強化して万全の態勢で殴り込みをかけるスタイルの私にはかなり厳しいものがあります。
溶けていく時間を救うためにも、時間を溶かしながら「もうこれ以上やることが無い」状態を目指さなければなりません。結晶コピーマシンをずらっとトンネルに並べるなどのやり込みプレイは、時間を救えなくなるのでやらない予定。
住人全員のイベントや隠しイベントを全部見るのは潔く諦めようかなあ…(-᷄ ω -᷅ )