ゲーム熱中症

ストライクゾーン極小3Dモデラーの雑記

WARHAMMER QUEST II(ウォーハンマークエスト2)

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イクラに時間を取られて積みゲーになっていた WARHAMMER QUEST II で遊んでいます。現在は無料(追加要素は課金)になっていますが、基本無料アプリにつきものの広告は皆無。

 

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もろ洋ゲーなキャラクターに大満足

画像は英語版です。ほぼネイティヴレベルの日本語にローカライズされていますので、違和感なくプレイできます。

 

私のお気に入りは

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このウッドエルフ

頭から飛び出ているのはアホ毛ではなく多分髪飾り?

エルフだけに弓のイメージが強いのですが、貧弱な初期装備にしか見えないスティレット(突属性武器)を持たせるとデスブロウ連発で包囲網を突破するアサシンに早変わり。スティレットは「筋力(strength)ではなくスピードでダメージ計算を行う」点がミソのようです。ただし、とても打たれ弱いので近接攻撃は慎重に行わなければなりません。

 

このゲームの戦闘システムは全体的に「高低差のないタクティクスオウガ」のような印象。自軍の攻撃属性と敵の防御属性を見比べて、相性の良い相手とぶつけていく地道な戦いが基本です。

 

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エルフで使用武器を弓にしている時の画面。攻撃可能な敵は赤くハイライトされ、壁の向こう側にいる敵は選択不可になっています

 

攻撃にはキャラクターから攻撃対象まで直線で視線が通っているかどうかの判定があり、障害物や敵味方が視線を遮っている場合、遠距離攻撃の範囲内であっても敵に攻撃することはできません。ただし、斜めであれば前方が塞がれていても視線が通る場合があり、隙間から狙撃することも可能です。

最初、タクティクスオウガのノリで戦おうとして「弓なら放物線を描くし敵や味方が間に入っていても敵に届くよね」と思いましたが、攻撃対象が見えているかどうかが問題になるようで無理でした。

 

また、既に味方や敵のいるマスはすり抜けることができません。1マスしかない狭い通路で交戦中に奇襲を受けると、打たれ弱い魔法使いの背後にいきなり大型モンスターが出現して挟み撃ち(魔法使いのノックアウトほぼ不可避)といったことも起こり得ますので、退路の確保は大事です。

 

ストーリーで強制的に次のマップへ行かされることはなく、オープンワールドのように時間経過でストーリーが変化するようなことも無く、基本的にどこで何をしていてもokで、解放済みエリアはいつでもどこでも移動可能です。

 

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移動中に発生するイベント

怪しげな泉を発見した一行。この後、近付くか立ち去るかの選択を迫られ

 

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意を決して近付いたら、何の変哲も無いただの泉…

恐らく確率で何かしらイベントが起こるものと思われます

 

移動中イベントには沢山種類があり(まだ全部見ていないと思います)、ある選択肢を選ぶとノーリスクでアイテムがもらえたり、奇襲されたり、アクシデントに見舞われてダメージを受けたり、そういった点にはテーブルトークRPGの雰囲気を強く感じます。プレイヤーサイドで自由に想像を巡らせるのが好きな方には強くお勧めしたい良質ゲームです!

 

 

プレイしていて感じた不便な点は

各拠点にある施設をマップ上で確認できない

「レベルアップするべく訓練所に行こうと手近な拠点に移動したら、訓練所が無かった」

が微妙にストレス。訓練所のない拠点が多数あり、探すのが面倒になって最初の拠点Altdorfに行けばいいや…となりがち。酒場は頻繁に使う施設ではないので、Altdorfにひとつあれば充分だったのではと思います。

 

手持ちの装備品を店頭比較できない

「この剣良さそう! 今装備してるのと比べてみたいけど、一度店から出なきゃ…」

が頻発。アイテムを選択した時に装備可能キャラとともに装備中のアイテムを確認できたら文句無しでした。

 

気になったのは以上2点です。

レベルアップに必要な資金調達がわりと手間なのは、リアル寄りなゲームバランスだと好意的に解釈しています。(個人的には現金だだ余りになるよりずっと楽しく感じます)

 

装備をちょくちょく交換したり、マップや敵に応じて戦術を考えたりするなど細かな作業が大好きな人に特にお勧めです。