プレイ日記〜アルテスノート artesnaut その1 文字しかない、あるのは文字だけ
アルテスノート(現在iOSのみリリース)が最高に面白いです。
戦闘ログ。文字しかない、あるのは文字だけ
プレイヤーはキャラクターを一切操作せず神の視点から見守り、ただ主人公一行の装備を整えては探索に送り出す。
ただそれだけ。
グラフィックは一切無く、探索先を決めるときに使うマップ1枚のみ。
今風ではないファンタジー小説(ロードス島戦記とか?)を思わせる文章でストーリーが語られ、自分の好きなようにキャラクターをイメージできる、これぞRPG!です。
やたら高飛車な口調の命令書
探索中にこういった感じのメモを拾うことがあり、その場所で発見できる先人の言葉を全部読むと報酬アイテム(ゴミではなく、きちんとした強いもの)がもらえます。
WoWにもこんな感じで世界観を補足するアイテムがたくさんあったなあ…(遠い目)
無料ゲームにつきものの広告について
無料ゲームは大抵画面に広告がチカチカ出たり消えたりして目障りなもの。アルテスノートは一切広告が出ないため、想像力を働かせる際に邪魔する要素が一切ありません。
広告はプレイヤーが自主的に見ようとしなければ出ません。パーティを探索に送り出した後、アイテムドロップ率を20%上げたければ見る、特に必要なければ見ない、至って単純明快。
あの手この手で広告を見せようとしてきて、ゲームより広告見てる時間の方が長くない?と思うようなクソゲーが多すぎる中、見ても見なくても構わない、ほぼゲームには影響が無いというのがとても良いです。
課金要素
開発者さんは今後何かしらの課金要素を取り入れる予定とのこと。これほどの良ゲー、当然課金します!
今後のアップデート
現在第1章までリリースされており、第2章は2月にアップデート予定とのこと。武器ひとつひとつにもフレイバーテキストが用意されていますし、サイドストーリーもあるしで、これほどのテキスト量だと完結するのはいつなのかと心配になるレベルです。
楽しみなものが常にある状態とも言えますね。
私はややしばらく初代王のピラミッドで何度も全滅させられて足踏みしていましたが、死んでも特にペナルティが無いのでしつこく挑戦し続けていたら、いつのまにかピラミッドのボスを倒してクリアしていました。
戦闘結果は一瞬で決定されるため、戦闘中の様子はログを開いて見ることになります。
※以下ネタバレ画像もりもりなので、気にする方は見ないでください
対ピラミッドラスボス戦のログを開いたところ
ディオン: 主人公。典型的主人公ファイター。
オシリス: ストーリーキャラクター。詳細はストーリーネタバレになるので伏せます。
その他は酒場で仲間にした(自分でキャラクタークリエイションした)人たち
ウォーレス: ダークエルフウィザード
魔力もりっもりなのでいつも良い仕事をしてくれます。初っ端からエナジーアローで1000越えダメージを叩き出してますね。
この人の二つ名は「悪の秀才」。
「二つ名」システムはなかなか面白いです。ただ、各ジョブによって役に立つ能力・役に立たない能力と別れてしまうため、二つ名の組み合わせがどうしても偏りがちなのは否めないところ。「悪の」は正直失敗でしたが、毒耐性が上がるのでまだ救われています。魔法与ダメは吸収できないって説明に書いておいて欲しかった…。魔法使い系はHP低めになるので、「秀才」で早めにレベル上げてHPを補っていくスタイルです。
※第1章はレベル40でカンストしてしまうので「秀才」も失敗だった可能性が…
リュッテ: エルフプリースト
回復役ってこんな感じだよねというテンプレ感満載。初っ端からブレストアイズで良い仕事してますが、普段は盾役を差し置いて自分をヒールしちゃうような自己中エルフ。
テンプレタンク。竜人で斧装備のタンク役とかどこかで見たような…?
装備が重いせいで行動速度がとてつもなく遅く、画面一番下でようやく攻撃してます。行動速度マイナスで防御高い装備は全部この人行き。最前線で敵を罵倒してヘイト集めまくる可哀想な役をさせられています。
自己中エルフがエリアヒール…だと…
そしてウォーレスさすが。このタイミングでエレメンタルシールドは分かってる。
ディオン、ようやくDPS (Sじゃないので正確にはDPT?)役としてまともな仕事。
エスクードがここでかばう発動。上手くいくか…?
エスクードさすが!
クリティカル食らってますが3000あるからまだ大丈夫。
ウォーレスのシールドが超いい仕事。ウォームの砂ブレスも砂嵐も目に砂埃入ったレベルに抑えられてます。
あのタイミングのエレメンタルシールドはやはり匠の仕事でした
オシリスはDPS役としては空気ですが、6ターン目にようやく入ったDoTが超いい仕事。
もう少し早く入ってたらなあ…
7ターン目までもつれ込む
でもウォームの体力はすでに限界。
主人公がとどめを刺し、ピラミッドボス初討伐これにて完了。
このゲーム、自分の指示通りにキャラが動かないと我慢ならない人には向いてません。
パーティを送り出し、結果ログを見てああでもないこうでもないと対策を練った上で再度送り出して見守り、戦闘ログを見ながら想像を巡らせるのが楽しい!と思えるTRPG好きな人向けです。
第2章が来るまで裏面ダンジョンで遊んで待っててねーということらしいので、大人しく待つことにします。
第2章が楽しみです!
Appstoreでタイトルを検索しても出てこないそうなので、リンクを貼っておきます。
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